2010年04月23日

小林多喜二 18歳の短編発見 新聞に投稿の最初期作品(毎日新聞)

 「蟹工船」などで知られるプロレタリア作家、小林多喜二(1903〜33)が、小樽高等商業学校(現小樽商科大学)在学中に新聞に投稿した全集未収録の短編小説が発見された。北海道小樽市立小樽文学館が21日、発表した。公に発表された多喜二の最初期の作品とみられ、同館では「投稿を始めたころの多喜二を知る貴重な資料」と話している。

【関連写真特集】松田龍平:「役を通じてパワーをもらった」 映画「蟹工船」会見

 同館によると、小説のタイトルは「スキー」で、400字詰め原稿用紙で6枚半。小樽高商1年の18歳ごろに書かれたとみられ、1921(大正10)年10月30日の国民新聞に掲載された。

 主人公は、小樽商業学校(現小樽商業高校)時代の恩師「T先生」がモデル。事実上のデビュー作とされ、「小説倶楽部」(21年10月号)に掲載された「老いた体操教師」も登場させている。

 「スキー」は、日露戦争で負傷して体が不自由な「T先生」が、授業のため生徒からちゃかされながらもスキーを習う姿を描いた作品で、社会的弱者に関心が高かった多喜二らしさが伝わってくる。同館は「新聞紙面という制約のある中、一場面を大胆に切り取る構成は巧みで多喜二の早熟さがうかがわれる」と話している。

 09年9月、岡山大学の大学院生から「多喜二の全集未収録の作品と思われる」と同館に連絡があり、同館が調査していた。国民新聞は1890年に徳富蘇峰が創刊した新聞。東京などで幅広く読まれていた全国紙の一つで、現在の東京新聞の前身。スキーは3月31日発行の「市立小樽文学館報」に掲載されている。【坂井友子】

 【ことば】小林多喜二

 1903(明治36)年秋田県生まれで、4歳で北海道小樽市に移住。小樽高商時代から積極的に執筆活動を行い、旧北海道拓殖銀行に就職後、酷使される労働者の実態を描いた「蟹工船」「不在地主」などを発表した。33年に特高警察の拷問を受けて死亡した。格差の拡大や派遣労働の増加を受け、近年「蟹工船」ブームとなった。

【関連ニュース】
【平成の世にも通じる物語】蟹工船:「ブラック会社に…」「フツーの仕事がしたい」 不況下で「労働」描いた映画が話題
【平成の世にも通じる物語】プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き(08年5月14日)
「蟹工船」で映画初出演のお笑いコンビTKO 「どっきりだと思った」
南ア猿人化石:男児が遊んでいる最中に偶然、発見

公明幹事長、米軍基地移設問題で「責任の取り方を注視」(産経新聞)
<嘉麻市長選>松岡氏が再選 福岡(毎日新聞)
老人保健施設で入所者虐待 市も調査に乗り出す方針(産経新聞)
医療改革のグランドデザインを承認―日産婦学会総会(医療介護CBニュース)
<愛知5人殺傷>容疑の長男、以前からトラブル(毎日新聞)
posted by イシガミ タケヒサ at 19:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

野菜高騰 政府、対策に乗り出すも価格安定は5月以降か(毎日新聞)

 春の異常低温と深刻な日照不足で野菜の価格が高騰し、政府は16日、農家に前倒し出荷などを促す対策に乗り出した。だが、「効き目は限られる」との指摘もあり、価格が落ち着くのは5月以降となりそう。デフレで節約志向を強める家計だが、痛い出費を強いられており、客足が遠のくことを恐れた大手スーパーは出血覚悟の安売りに踏み切っている。

 ◇前倒し出荷求めるが「限界」も

 「今後も、高値が続く恐れがある。できるだけ早出し(早期の出荷)をしてもらい、少しでも値段が安定するように努めていきたい」。赤松広隆農相は16日の閣議後会見で野菜高騰に強い懸念を示した。

 野菜価格は3月以降に急速に値上がりした。農林水産省などによると、レタスは主産地の茨城、兵庫など作柄が悪化。東京都中央卸売市場の取引価格は4月15日時点で平年の約1.7倍の1キロ当たり311円まで上昇した。キャベツも約2倍の212円、ネギは約1.5倍の426円。主要14品目の平均は過去5年間の平均価格を42%上回っている。

 ◇「かなりの低温」なお継続

 農水省によると、レタスは4月末まで、ネギやピーマンは5月中旬まで高値が続き、キャベツやホウレンソウも値下がりに転じるのは5月の大型連休明けになる見通し。ただ、天候の回復を前提にしたもので確実とは言い切れない。気象庁は16日、東北から九州にかけて、23日ごろから月末まで「かなりの低温になる恐れがある」との警戒情報を出した。

 こうした事態を受け、農水省は16日、全国農業協同組合連合会(全農)に対し、出荷前倒しを要請した。生産者などの全国団体で組織する「野菜需給協議会」も同日、緊急の幹事会を東京都内で開催。消費者側は、大きさや形が悪く、通常は販売されない「規格外野菜」も積極的に供給するよう求め、農水省も生産者に促した。

 ただ、こうした措置は、過去の野菜高騰時にも実施され、特例というわけではない。さらに、生産者からは「3月は春休みで外食の需要が増える時期で、レタスなどは既に早取りして出荷した。前倒しを求められても、対応には限界がある」(全農茨城県本部)との指摘も出ている。【行友弥】

【関連ニュース】
赤松農相:野菜出荷前倒し、生産者に要請へ
野菜:天候不順で高騰 キャベツ1玉198円→半分で158円
天候:寒暖の影響で混乱 野菜高騰、スモモに被害 /山梨
野菜高騰:天候不順でキャベツ6割増し もつ鍋店悲鳴
話題:天候不順で野菜高騰 キャベツ6割増し もつ鍋店悲鳴

各閣僚「鳩山首相支える」=普天間で進退論を否定(時事通信)
知的障害児施設で虐待など441件 大阪市が改善指導(産経新聞)
街開き43年“ふるさと化”なるか 高齢化の泉北ニュータウン(産経新聞)
<NASA>「アルマゲドン」風 山崎さん、ポスターに(毎日新聞)
<石破茂政調会長>「日本」との選挙協力に積極姿勢(毎日新聞)
posted by イシガミ タケヒサ at 06:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。